こんにちは!
CULTURESCHOOLミネルヴァです。
今年もようやくこの季節がやって参りました。
外を見ると真っ白です。
きっと根雪になりますね。
この地域も、今週末のXmasパーティにあわせて(!?)様変わりです^^
さて、北海道教育委員会が公表した「令和3年度(2021年度)全国学力・学習状況調査結果 講評」をご覧になりましたか?
現在、私たちが住む北海道の小学生や中学生の学習状況がよく分かる資料でした。
そこで、一つ!
北海道が全国と比較して大きく差を付けられている部分についてご紹介します。
様々なテストをみると、点数の内訳に「知識・技能」「思考力・判断力・表現力等」などといった評価基準がありますよね。新学習指導要領では、これに「学びに向かう力・人間性等(評価基準:主体的に学習に取り組む態度)」が加わり、3本の柱として学習が構成されることになりました。
今回、道教委が公表した講評には、全国と比較した時「知識・技能」よりも「思考力・判断力・表現力」において大きな差が認められたとありました。
要するに、記述式の問題の出来があまりよくないということです。
自分で考え、自分で答えを導き、自分の言葉で解答する。
これがウィークポイントになっているようです。
「思考力・判断力・表現力」?!どうしたらいいの?!
なんのことはありません。
毎日の会話の中で、お子さんにこう聞いて下さい。
「〇〇ちゃんならどうしたら良いと思う?」
どんな些細なことでもよいです。
・一緒に買い物に行って、買い物袋に商品が入りきらず困ってしまった時。
・模様替えで、家具の配置に困った時。
・家族の団欒でテレビを観て、アフリカの貧困問題を知った時。
なんでも良いのです。
ただ、引き出したいのは、
「私なら~~する!」
「~~してみたらいいんじゃないかな?」
これに限ります。
「自分ならば〇〇する」という主体的な思考が癖にになれば、「もし××ならどうするのだろうか。」という疑問を生み出します。ここからが、スタートです。
「お母さんなら、△△すると思うよ。どうかな?」
と、ストロークをかけ続けてください。
その掛け合いが、「思考力・判断力・表現力」を育む最たるものです。
また、「自分(アイデンティティ)」を確かなものとする起爆剤にも成り得るでしょう。
ミネルヴァでは、お子さんとの会話を大切にしています。
自立した人間、カルチベートされた人間。
これこそが、これからの将来を生きる人間の姿だと考えています。